えかきのつまとして「絵画の流派で分類したときの種類」テーマを書く

和紙に水彩画
小川憲一豊実描く アルゼンチン北部
小川憲一豊実のつまとして結婚以来生きてきた
えかきが描く絵を観ては感心したり、意見を言っては怒られたりの人生で、絵画のことはあまり詳しく知りません
今では便利な世の中、分からないことあれば検索しては知ることもできるのである
正しいかそうでないかは自分での判断になります
流派で分類の注意点
⁂ 流派は明確に区別できるものではなく、画家によって複数の流派の影響を受けている場合や、流派の枠にとらわれない画家もいます
⁂ 流派分類はあくまでも鑑賞の補助的な手段であり、画家それぞれの個性や作品の魅力を理解することが大切です
絵画の流派分類は、時代や地域、表現技法、テーマなど様々な観点から行われます。一般的に、西洋絵画、東洋絵画、そしてそれぞれの地域内でさらに細分された流派があるそうです
西洋絵画の流派分類例
ルネサンス絵画
14世紀から16世紀にかけてイタリアで始まり、中世の宗教的な主題に加え、古代ギリシャ・ローマの文化を復興し、人間の個性を重視する傾向が特徴です。写実主義、遠近法、油絵具の発展など、技術革新も進みました。
バロック絵画
17世紀のヨーロッパで隆盛した、劇的な表現、力強い動き、そして豊かな色彩を特徴とします。ルネサンス絵画の調和のとれた美しさとは対照的に、バロック絵画は感情や動きを強調し、見る人の心を揺さぶるような表現を追求しました
ロココ絵画
バロック絵画の影響を受けつつ、より軽快で装飾的な表現を特徴とする18世紀の様式です
ロココ絵画は、18世紀前半のフランスを中心に流行した美術様式で、軽やかで優美な装飾、曲線的なデザイン、柔らかい色彩が特徴です。貴族や上流階級の趣味を反映し、快楽や愛情、自然をテーマにした作品が多く、洗練された雰囲気を持つ絵画が多く描かれました
新古典主義
18世紀後半から19世紀初頭にかけて、古代ギリシャ・ローマの古典様式を理想とした芸術運動です
フランス革命を経て、バロックやロココなど派手で誇張した表現への反動から、原点に帰って正確性や理論観を表現することが重視されました
歴史や神話など理性的で道徳的な題材をもとに、華美な装飾は施さず、重厚なデザインで描かれます
代表的な作品としては、新古典主義の創始者であるジャック.ルイ.ダヴィッドの「サンーベルナ-ル峠を越えるボナパルト」、ドミニク.アングルの「ド.ブロイ公爵夫人の肖像」、フランソワ・ジェラールの「アモルとプシュケ」などがあります
ロマン主義
ロマン主義は、作品に画家の思いやストーリー、スキャンダルなど感情的な要素を表現した流派です。
18世紀末から19世紀前半のヨーロッパで広く描かれました。
視覚的には、鮮やかな色彩で繊細に描かれていることが特徴的です。
神秘や理想など自由な表現と、見るものに訴えかける感情表現が大衆にも受けました。
ロマン主義の代表的な作品としては、ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」、テオドール・ジェリコーの「メデューズ号の筏」、ウィリアム・ターナーの「戦艦テメレール号」などがあります
写実主義
写実主義は、思想や空想を反映せずに、目に見えるそのままを表現しようとする主張の流派のことです。
英語でリアリズム、フランス語でレアリスムとも言われます。
美術史としては、19世紀半ばにフランスを中心に広まった美術運動のことを指します。
写実主義の代表的な作品としては、ジャン=フランソワ・ミレーの「落穂拾い」、オノレ・ドーミエの「洗濯女」、ギュスターヴ・クールベの「オルナンの埋葬」などがあります
印象派
光の変化を捉え、色彩を重視した表現を追求した芸術運動です
印象派は19世紀後半のフランスで流行した芸術運動です。
風景や植物、人間をモデルとし、動きが感じられるポーズや構図で、多くの鮮やかな色彩を用いて描かれます。
ただし、存在するものを見たままに描き写すのではなく、一瞬の印象や光の変化を表現するのが特徴です。
印象派の代表的な作品としては、クロード・モネの「印象・日の出」、ピエール=オーギュスト・ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」、エドゥアール・マネの「フォリー=ベルジェール劇場のバー」、エドガー・ドガの「舞台の踊り子」などがあります。
ポスト印象派
印象派の影響を受けつつ、独自の画風を確立した画家たちのグループです
ポスト印象派とは、19世紀末のフランスを中心に現れた、印象派の影響を受けつつも、それまでの印象派の表現から脱却し、独自の画家たちの総称です。単一のグループではなく、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど、それぞれ異なる個性を持つ画家たちが、印象派の後に現れ、後の芸術運動に大きな影響を与えました。
表現主義
感情や内面的な体験を強調し、歪んだ形や色彩で表現する芸術運動です
表現主義とは、20世紀初頭に起こった芸術運動で、外界の写実的な描写よりも、作家の感情や内面的な体験を、歪んだ表現や誇張された色彩、形態などを用いて表現することを重視するものです。
キュビスム
物体を複数の視点から捉え、幾何学的な形で表現する芸術運動です
二十世紀初めフランスに起こった絵画の一派。点・線などの再構成によって、立体の本質を表現しようとする。ピカソ、ブラックらが創始。立体派。キュービズム。
抽象絵画
形や色彩をそのまま用いて、具象的な意味を持たせない絵画です
抽象派は、1910年代頃に広まり始めた革新的な画派です。
ロシア出身の画家であるワシリー・カンディンスキーやピート・モンドリアンが創始者と言われています。
再現描写よりも、作家の独自の感性や世界観を重視して描くのが特徴です。
丸・三角・四角・線など、幾何学的な模様で表現したり、絵の具が跳ねたようなタッチや大胆な色使いなど、独自のスタイルが様々生まれています。
抽象派の代表的な作品としては、ワシリー・カンディンスキーの「黄色・赤・青」、ピート・モンドリアンの「コンポジション」シリーズ、ロベール・ドローネーの「ブレリオに捧ぐ」などがあります。
東洋絵画の流派分類例
日本画
日本の伝統的な絵画技法や素材を用いた絵画です

小川憲一豊実描く
板に日本画
水墨画
墨を使い、濃淡で表現する絵画です

小川憲一豊実描く
和紙に水墨画
浮世絵
江戸時代に庶民の間で流行した版画です
近代絵画
19世紀後半から20世紀初頭の、西洋の新しい絵画様式の影響を受けた日本の絵画です
現代美術
20世紀後半以降の、多様な表現方法を持つ美術です
絵画が分類されても最終的には自分が好きか嫌いかに分かれると思う
えかきのつまはえかき小川憲一豊実が好きだから今まで別れずに生きてこれたのだろうと思うこの頃です
小川(松ノ下)マリアイネス拝