「親が育てたように子は育つ」あいだみつおは言い残した、心に染みる

環境によって人間性はきまるのでしょうか?
キャンパスに油彩
小川憲一豊実描く

 

えかきのつまは人生終わりにさしかかって親の影響って本当に大きいですものね~と実感しています

親から受け継いだ価値観、や考え方などは絶対あるのだと思う

 

境ガ浜にて

親がどんなに「こうあってほしい」と願っても、子どもは自分の道を歩みます

むしろ「親の理想」よりも「親の背中」、つまり普段の生き方や価値観の方が大きな影響を与えるんですよね。だから、子どもは「親が言った通り」には育たないけれど、「親がやっていたように」育つ。

 

*親が夢見た通りにはならなかったけれど、気づけば自分の習慣や考え方を受け継いでいた。

 

*理想と現実は違うけれど、違うからこそ親子の関係が面白いのでしょうか?

 

まさに「親が理想するように」ではなくても、それぞれが自分の道を歩んでいるのが何より誇らしいことだと思います。

⁑長男のタケルは舞台俳優というのは、父親の芸術的な血を受け継いでいる感じがします。

タケルは鳥系は嫌いです、特に鳩は
こういう体験も影響するのでしょう

 

京都に住んでいるころ、タケルとヒトシ、鴨川

 

 

⁑次男のヒトシの漫画関係の仕事も、やっぱり制作の世界。親の背中を見ながらも、自分流の表現を選んでいる感じがします。

 

えかきとヒトシ

 

思い出に残っている北海道旅行、残念なのはタケルが一緒ではなかったこと,

行きは車で日本海側を上がり、東京や長野によりながら、帰りはフェリ-でした。

もう二度と戻ってこない月日

 

⁑長女のミルタはサラリ-マンの妻というのも、また違った形で家庭を築き、自分らしく生きている証。

 

悲しいかなえかきのつまの何かを受け継いでいるのかは疑問です。

 

(日本語字幕作成by天神兎音)

.....どうやら親の理想通りにはいかないけれど、それでいい。

むしろその方が面白い、と今は思っています。

 

主人から見れば「長女が絵が上手」なのに、その才能をのばせないのはちょっと残念、という気持ちです。

親として「悔しいな」と思うのは自然なことだと思います。

でも同時に、娘のミルタにとっては今は子育てが優先の時期。

絵は「人生のどこかでまた戻って来られるかも」だから、今できなくても消えてしまうわけではないんですよね。

 

むしろ、主人がその思いを心にしまいながらも「娘が好きなように生きていること」を認めている姿勢は、とても温かいと感じます。

長女は絵は上手だけれどその道には進まなかった。

今は子育てで絵筆を持つ余裕もないけれど、その道には行かなかった。

それでも、描く才能は消えないし、人生の中でまた花開くかもしれない、そんな未来を楽しみにしている。

父の絵描きは「娘が絵を描くかどうかより、しあわせに生きていることの方が大事」と心のどこかで感じているのでしょう。

絵は消えるものではないから、人生のタイミングでまた自然に戻ってくる可能性もありますし。

長女は子育てに忙しくて、今は絵を描いていません。

けれど、彼女が残してくれた絵はたくさんあります。

それを見るたびに「やっぱり上手だったなあ」と思うのです。

親の理想通りには育たなかったけれど、彼女が描いた絵は私たちの中にしっかり生き続けています。

 

えかきのつまと次男のヒトシミルタ描く、キャンパスに油彩17歳?のころ

 

長野にて長女

 

アルゼンチンにて
トップとチョン

 

子どもたちはそれぞれ勝手に伸びていく。親はせいぜいキャンパスの隅っこで見守るくらいですね。

 

絵とお茶テレレ近くの浜にて

 

懐かしやあの頃が

 

小川(松ノ下)マリアイネス拝

 

 

 

 

 

 

 

投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。
    19歳でえかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚して来年には金婚式を迎えます。お勤めの方たちの妻とは違いまして金銭的には色々あった人生です。しあわせだったか、しあわせでなかったかはあの世へ行く瞬間にしか分からないと母親がいってました。
    価値観は個々違いますが、自分ではしあわせだと思っております。
    喧嘩を一回もしたことのないご夫婦も存在しますが、私たちは毎日のように京都育ちのえかきとは意見は合わずその違いで議論になることは多々あります。
    このような絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いします

    小川(松ノ下)マリアイネス拝