つまが観察した目線、小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)の日常

えかきは好きな時間に起きて朝はマテ茶片手にその日が始まります

 

光の入り方で「今日は描けそう」と思う瞬間もある

散歩中や畑仕事で見た雲から新しいアイデアが生まれたりする

絵とお茶テレレのお客さんの言葉がヒントに

昔の思い出が自然に筆を動かしたりも

 

 

うちの絵描きは、キャンバスだけでは満足できません。

畑で野菜や果物を育て、日本ミツバチまで飼い始めました。好奇心旺盛で「ちょっと試してみよう」が口ぐせ。

住んでいる地域で高校生や、中、小学生とさらには外国からの民泊の子たちまで巻き込んでしまいます。絵具を置けば釣竿を持ち出し子どもたちを連れて海へ。

 

 

好奇心の広さは年齢も国境も関係ないようです。

 

 

日本ミツバチ文法

 

絵とお茶テレレの庭

ある日、バナナを見つめていたので「それで何をするの?」と聞くとーー

「芽出ししてみる!」

と真顔で答えました。

私は思わず笑ってしまいました。

「そんなの見たことないよ」と。

 

 

けれど、きっと彼の頭の中では、すでに絵と同じように新しい世界が広がっているのでしょう。

種もないバナナから芽を出そうとしているのです。

やれやれ。絵を描くときと同じで発想はいつも常識を飛び越えていきます。

次は一体、何を芽出しする気なのかーー私のほうがワクワクしています。

畑に絵に釣りに子どもたち。毎日が実験と冒険のようです。今日も誰かを巻き込んで、くすっと笑わせてくれることでしょう。

 

小川(松ノ下)マリアイネス拝

投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。
    19歳でえかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚して来年には金婚式を迎えます。お勤めの方たちの妻とは違いまして金銭的には色々あった人生です。しあわせだったか、しあわせでなかったかはあの世へ行く瞬間にしか分からないと母親がいってました。
    価値観は個々違いますが、自分ではしあわせだと思っております。
    喧嘩を一回もしたことのないご夫婦も存在しますが、私たちは毎日のように京都育ちのえかきとは意見は合わずその違いで議論になることは多々あります。
    このような絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いします

    小川(松ノ下)マリアイネス拝