「人の汚い部分と、それでも一緒に生きていくということ」

人の汚い部分を見てしまうことがあります。
見たくなかったもの。
知らなくてもよかったこと。
そういうものに触れてしまうと、
気持ちは沈んでいきます。
人はきれいなものだけで
できているわけではない。
頭では分かっていても、
心は追いつきません。
どうしてこんなことをするのか。
どうしてこんな言葉を言えるのか。
考えれば考えるほど、
苦しくなります。
そして
自分の中にも
同じようなものがあるのではないかと
思ってしまうことがあります。
それがいちばんつらいのかもしれません。
落ち込んだとき、
どうやって立ち上がるのか。
すぐに答えは出ません。
ただ
ひとつ思うのは
すべてを分かろうとしなくても
いいのではないか、ということです。
分からないものは
分からないままでいい。
無理に受け入れようとしなくてもいい。
少し距離を置いて、
静かにしている時間も
必要なのだと思います。
それでも
また人と関わり、
また傷つくことがあるかもしれません。
それでも生きていくしかない。
きれいなものだけではない世界の中で、
それでも
自分なりに
静かな場所を見つけながら
生きていくのだと思います。
今、えかきと暮らしながら
絵を見ていると
少し救われることがあります。
すべてを説明できなくても
ただそこにあるものに
救われることもある。
そんなふうに思うのです。
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