アルゼンチン生まれの私が感じる世界の広さと狭さ

世界は広いと思うこともあり、狭いと感じることもある

世界にはたくさんの国があります。

国の数を調べてみると、数え方によって違うそうです。

私には難しい政治のことはよくわかりませんが、国によって歴史や文化、考え方が違うことだけは実感しています。

私は日本から遠く離れたアルゼンチンで生まれ育ち、京都出身の絵描きと結婚して日本へやって来ました。

だからでしょうか。

世界はとても広いと思うこともあれば、意外と狭いと感じることもあります。

 

 

以前、仕事仲間がこう言いました。

「そんな国には行きたくもない」

私は何も言い返しませんでした。

でも、行ったこともなく、その国の人とも接したことがないのに嫌いになるのは少しもったいない気がしました。

どの国にも良いところと困ったところがあります。

それは日本もアルゼンチンも同じです。

私は知らない国の文化や暮らしを知るのが大好きです。

実際に行けなくても、本を読んだり映画を観たりするだけで、新しい世界に出会えます。

 

 

最近読んでいるのが、

私は逃げない

です。

イランの女性弁護士が歩んだ人生を描いた本ですが、読みながら驚いたり考えさせられたりしています。

生まれる国が違うだけで、人生はこんなにも違うものなのか。

そう思う場面が何度もありました。

一度は訪れてみたい国ですが、住むとなると私には難しいかもしれません。

それほど文化や価値観の違いを感じます。

 

人もそれぞれ違っていい。

国もそれぞれ違っていい。

だからこそ、お互いを知ろうとする気持ちが大切なのだと思います。

平和の中で自由に暮らせることは、決して当たり前ではありません。

毎日のように絵描きと夫婦喧嘩をしている私が言うのも少し説得力に欠けますが(笑)。

言わなくても伝わる文化と言わなければ伝わらない文化。

その違いに戸惑いながらも、日本で暮らしてきました。

世界は広い。

でも、人と人とのつながりを考えると案外狭い。

そんなことを思いながら、今日も京都生まれの絵描きと一緒に暮らしています。

 

 

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いつでもありがとうが言える人になりたい

 

投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。

    19歳で、えかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚し、今年、金婚式を迎えました。

    会社勤めの方のご家庭とは違い、金銭的にはいろいろあった人生です。

    しあわせだったか、しあわせでなかったかは、あの世へ行く瞬間にしか分からない――と、母が言っていました。

    人それぞれ価値観は違いますが、私は自分ではしあわせだったと思っています。

    喧嘩を一度もしたことのないご夫婦もいらっしゃるでしょうが、私たちは毎日のように、京都育ちのえかきとは意見が合わず、その違いから議論になることも多々あります。

    そんな絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

    “The Painter’s Wife”

    小川(松ノ下)マリアイネス 拝

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