生きているうちに初体験は何回あるのでしょうか?彫刻リンパと人生初のガス欠

「60代を過ぎても初めてを楽しむ人生」

年齢を重ねると、「初めての経験」は少なくなると思っていました。

ところが先日、人生で初めての彫刻リンパ施術を体験し、その帰り道には人生初のガス欠まで経験することに。

一日に二つも初体験が重なるなんて、なかなかないことです。

好奇心のままに飛び込んだ一日を振り返ってみました。

 

お化粧より大切だと思ってきたこと

昔々ではなく、私が18歳の頃。

アルゼンチンのブエノスアイレスで出会った日本人のお坊さんに言われた言葉が、今でも忘れられません。

「僕の母は毎朝一時間、鏡の前で化粧をする。美しくなろうと思わない人は女性ではない」

また、丸紅アルゼンチンで働いていた頃には、

「化粧は社会人としてのエチケットだ」

とも教えられました。

けれど私は昔から、外見を飾ることよりも内面の美しさの方が大切だと思って生きてきました。

宗教や文化が違っても、自分の中では「シンプル・イズ・ベスト」

その考えは今も変わりません。

実は人生で化粧をしたのは数えるほど。

クリームすらほとんど使わずにここまで生きてきました。

もちろん、おしゃれや化粧を楽しむ人を否定する気持ちはありません。

人それぞれ、自分の好きなように生きればいいと思っています。

 

 


好奇心に負けて初挑戦

 

そんな私が今回挑戦したのが「彫刻リンパ」。

お誘いを受けて、

「どうですか?」

「行きます!」

と即答しました。

何でも初めてのことには興味津々。

ドキドキもワクワクも大好きです。

彫刻なら分かる。

絵描きの同級生には彫刻家もいる。

でもリンパ?

正直、何のことやら分かりません。

エステなのか、マッサージなのか。

気になって事前に少し調べてみました。

 

 


人は人の手によって癒される

 

説明を読んでいて印象に残ったのは、

「人は人の手によって癒される」

という言葉でした。

機械を使わず、手のひらで身体に触れながら心や身体の状態を感じ取り、本来の身体のバランスへ導いていく。

そんな考え方だそうです。

心と身体がつながっていることは、私自身も感じています。

身体が疲れていると気持ちまで沈む。

逆に心が軽いと身体も軽く感じる。

だから、

身体の詰まりは心の詰まり。

心の詰まりは身体の詰まり。

という考え方にも、なるほどと思いました。

 

 


姫になったような120分

 

今回はボディとフェイシャルの120分コース。

私には少し贅沢でしたが、まるで姫様になったような時間でした。

施術を受けている側は本当に気持ちよく、何度も眠りそうになります。

でも施術する側は大変な仕事でしょう。

どんな仕事でもそうですが、好きでなければ続けられない。

改めてそう感じました。

施術が終わる頃には身体が軽くなり、気分もすっかり上向き。

幸せな気持ちで車を走らせていました。

 

 


ところが人生初のガス欠

 

 

そして、その直後です。

なんと人生初のガス欠。

車は突然静かになり、ピタリと動かなくなりました。

幸い下り坂だったので、安全な場所までニュートラルで移動。

さて、どうしよう。

まずは絵描きに電話。

すると予想通り、

「だからガソリン入れろと言っただろう!」

と一喝。

そして、

「JAFを呼べ」

との指示。

でも私は娘に電話しました。

「お願い、ガソリン持ってきて〜」

娘は知り合いのガソリンスタンドで専用容器を借り、すぐに届けてくれました。

おかげで問題はあっという間に解決。

本当にありがたいものです。

 

 


初体験は人生を面白くする

 

朝は彫刻リンパ。

昼はガス欠。

一日に二つも人生初体験をすることになるとは思いませんでした。

若い頃は初めてのことばかりだったのに、年齢を重ねると新しい経験は少なくなります。

だからこそ、こういう出来事が妙に嬉しい。

もちろんガス欠は二度目はいりませんが。

それでも、新しい体験ができるということは、まだ人生が動いているということなのでしょう。

生きているうちに、あと何回の「初めて」が待っているのか。

そう考えると少し楽しみになります。

 

 


人との出会いも、初めての体験も、すべて一期一会。

彫刻リンパで身体が軽くなった日。

人生初のガス欠で家族のありがたさを再確認した日。

振り返れば、どちらも忘れられない一日になりました。

これから先も、好奇心だけは失わずにいたいと思います。

一期一会。

 

予想外の出来事は時に困りますが、振り返れば良い思い出になることもあります。
計画どおりに進まない旅について書いたこちらの記事もよろしければどうぞ。

 

「計画どおりに進まない方が面白い」

 


世間の常識より、自分らしく生きることを大切にしたいと思っています。

のんびり生きるという選択


若い頃から好奇心だけは人一倍だったようです。

生きているうちに、あと何回の「初めて」があるのでしょうか。

 


 

投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。
    19歳でえかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚して来年には金婚式を迎えます。お勤めの方たちの妻とは違いまして金銭的には色々あった人生です。しあわせだったか、しあわせでなかったかはあの世へ行く瞬間にしか分からないと母親がいってました。
    価値観は個々違いますが、自分ではしあわせだと思っております。
    喧嘩を一回もしたことのないご夫婦も存在しますが、私たちは毎日のように京都育ちのえかきとは意見は合わずその違いで議論になることは多々あります。
    このような絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いします

    “The Painter’s Wife”

    小川(松ノ下)マリアイネス拝

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です