覚えたい語学は、恋人や好きな人ができると上達が早いと言われる?

日本語は難しい。でも、その先には世界が広がる。

 

 

「好きな人がいると、その人の言葉を覚えたくなる。」

語学には、そんな不思議な力があると言われています。

確かに、好きな人や大切な友人がいる国の言葉は、

不思議なくらい覚えようという気持ちになります。

 

私はアルゼンチン生まれの日系二世で、母語はスペイン語です。

スペイン語はラテン語から生まれた言語の一つで、イタリア語やポルトガル語、

フランス語などと共通する部分もあります。

もちろん似ているとはいえ、それぞれ違う言葉なので、

すべて理解できるわけではありません。

 

 

世界でも難しいと言われるバスク語

 

世界で最も難しい言語の一つとしてよく名前が挙がるのが、

スペインとフランスの国境、ピレネー山脈周辺で話されるバスク語です。

こんな話があります。

「悪魔が7年間バスク地方に住んでも、『はい』と『いいえ』しか覚えられなかった。」

 

もちろん言い伝えですが、それほど難しいという例えなのでしょう。

文法を少し調べただけでも、

  • 格が非常に多い
  • 動詞の変化が複雑

など、読んでいるだけで頭がこんがらがってしまいました。

 

実際、バスク人の友人が話すバスク語は、

スペイン語が分かる私でもまったく理解できません。

でも、バスクの踊りは本当に素晴らしく、

何度か踊って見せてもらいましたが、リズム感があり、とても楽しそうでした。

言葉は難しくても、文化はしっかり伝わってくるものですね。

 

 

 

日本語も負けないくらい難しい

 

バスク語が難しいなら、日本語も負けてはいないと思います。

長男が小学校低学年だった頃、個人懇談で先生からこんなことを言われました。

「お母さん、一日に漢字を一つ覚えたら、一年で365字覚えられますよ。」

 

当時は聞き流してしまいました。

 

今になれば、「先生の言う通りにしておけばよかった」と少し後悔しています。

後悔しても後の祭りですが、自分の努力不足だったのでしょう。

 

 

 

外国人から見た日本語の難しさ

 

日本語が難しい理由はいくつもあります。

一番大きいのは漢字でしょう。

一つの漢字に音読みと訓読みがあり、さらに熟語によって読み方が変わります。

 

例えば「京」という字だけでも、歴史によって複数の読み方があります。

 

それだけでも十分難しいのに、当て字まであります。

 

外国の方が戸惑うのも無理はありません。

 

ネットでは冗談交じりに「漢字は悪魔が作った文字」

書かれているのを見て、思わず笑ってしまいました。

バスク語も日本語も、悪魔のせいにされたら悪魔も気の毒ですね。

 

 

 

語学を教えていた頃

 

若い頃、京都ではカルチャースクールや自宅でスペイン語を教えていました

また、仕事で必要になった方への個人レッスンもしていました。

 

その一つが、大阪府茨木市にある会社へ通っていた頃です。

 

南米へ出張する社員さんのために、京都から電車で通ってスペイン語を教えていました。

今では懐かしい思い出です。

ただ、日本の生徒さんは本当によく質問されます。

 

「どうしてそう言うのですか?」

 

「なぜこの表現になるのですか?」

 

私は普段、感覚で話していることが多かったので、

説明に困ることも少なくありませんでした。

 

語学を覚えることも大変ですが、

人に教えることは、それ以上に難しいと実感しました。

 

 

 

言葉は心を豊かにしてくれる

 

福山へ来て30年近くになります。

何度かスペイン語を教える機会はありましたが、結局一歩を踏み出せませんでした。

 

それでも、今でも思うことがあります。

 

語学は、話せる言葉が増えるほど世界が広がります。

 

異なる文化を直接知ることができ、人との出会いも増えます。

 

一方で、言葉が完璧に通じなくても、

心が通じれば友達になれることもあります。

 

私自身、それを何度も経験してきました。

だからこそ思います。

 

語学は人生を豊かにしてくれる。

 

そして何より、

心があれば、国境は越えられる。

 

 

SIMPLE IS THE BEST

 

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投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。
    19歳でえかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚して来年には金婚式を迎えます。お勤めの方たちの妻とは違いまして金銭的には色々あった人生です。しあわせだったか、しあわせでなかったかはあの世へ行く瞬間にしか分からないと母親がいってました。
    価値観は個々違いますが、自分ではしあわせだと思っております。
    喧嘩を一回もしたことのないご夫婦も存在しますが、私たちは毎日のように京都育ちのえかきとは意見は合わずその違いで議論になることは多々あります。
    このような絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いします

    “The Painter’s Wife”

    小川(松ノ下)マリアイネス拝

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