毎晩夫婦で囲碁を打つようになって気づいたこと|負けても楽しい脳トレ時間

囲碁は勝ち負けだけじゃない。夫婦で楽しむ時間

毎晩、夫婦で囲碁を打っています

 

囲碁は日本だけでなく、中国、韓国、台湾をはじめ、

世界約80か国で親しまれている伝統的なボードゲームです。

 

子どもから高齢者まで楽しめ、ルールは意外とシンプル。

黒と白が交互に石を置き、より広い陣地を作った方が勝ちになります。

 

礼儀を大切にするゲームでもあり、

「お願いします」

で始まり、

「ありがとうございました」

で終わります。

相手への敬意を忘れないところも、囲碁の魅力の一つです。

 

 

 


囲碁との出会い

 

私が囲碁に興味を持つきっかけになったのは、「もとやん」こと元田禎さんでした。

元新聞記者のもとやんとは、マルコ水産で知り合い、

その後「画廊喫茶 絵とお茶テレレ」に遊びに来られるようになりました。

 

ある日、「囲碁をされますか?」と尋ねると、「打ちますよ」と一言。

 

もっと早く知っていれば、もっとたくさん対局できたのに…と今でも思います。

 

主人ともとやんは、黙々と碁盤に向かいながら、とても楽しそうでした。

 

その横で私は退屈になり、つい茶々を入れてしまう困った観戦者でした。

 

 

 


次は私が相手になりました

 

もとやんが神戸へ帰られてからは、主人の囲碁仲間がいなくなりました。

 

そこで、何も知らない私が相手を務めることになったのです。

 

ルールは何とか覚えました。

 

でも、思うように打てません。

 

主人に

「そこじゃない。」

「その手は悪い。」

と言われるたびに、ますます焦ってしまいます。

 

囲碁を打っているのか、夫婦げんかをしているのか分からなくなる日もあります。

 

黙って打つというマナーも、私にはとても難しく、つい話しかけてしまいます。

 

負けると悔しくて、

「先生が悪い!」

と八つ当たり。

主人からは、

「気の短い人は教えるのに向いてない。」

と言われます。

 

お互い短気なので、ときには碁盤がひっくり返ったことまでありました。

今では笑い話です。

 

 

 


地域の囲碁クラブへ

 

その後、主人は隣の横島の公民館で開かれている囲碁会へ通うようになりました。

 

参加されているのは人生経験豊かな男性ばかり。

 

一番年上の方は96歳。

 

年齢を感じさせない集中力と元気さには、本当に驚かされます。

 

さらに驚いたのは、皆さんが石を打つ速さです。

 

テレビで見るプロ棋士とはまるで違い、

「パッ、パッ。」

と次々に石を置いていきます。

 

私はそのスピードについていけません。

 

それでも皆さんはとても親切で、定石などを丁寧に教えてくださいます。

 

 

 


囲碁の格言は人生にも似ている

 

最近は囲碁の格言を読むのが楽しみになりました。

例えば、

  • 敵の急所は我が急所
  • シチョウ知らずに碁を打つな
  • 取ろう取ろうは取られのもと
  • 四隅取られて碁を打つな

読んでいると、囲碁だけでなく人生にも通じる言葉のように思えてきます。

特に

「取ろう取ろうは取られのもと」

これは、欲張る私にぴったりの格言かもしれません。

 

 

 


負けても楽しい

 

今でも主人にはほとんど勝てません。

 

それでも最初の頃に比べれば、少しずつ盤面が見えるようになりました。

 

毎晩、頭を使い、笑って、時にはけんかもする。

 

そんな時間が、今では夫婦の大切な日課になっています。

 

96歳になっても元気に囲碁を楽しんでおられる皆さんを見ていると、

「私も長く続けたいな。」

 

そんな気持ちになります。

 

勝つことより、楽しみながら続けること。

 

それが囲碁の一番の魅力なのかもしれません。

 

 


「夫婦で同じ時間を過ごせることにも感謝しています。『ありがとう』という言葉の大切さについては、こちらの記事にも書いています。ぜひご覧ください。」

「ありがとうは人の心を和ませる」

 

「しあわせとは何か」

 

「40年続く友情」

 

親が育てたように子は育つ

 

投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。
    19歳でえかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚して来年には金婚式を迎えます。お勤めの方たちの妻とは違いまして金銭的には色々あった人生です。しあわせだったか、しあわせでなかったかはあの世へ行く瞬間にしか分からないと母親がいってました。
    価値観は個々違いますが、自分ではしあわせだと思っております。
    喧嘩を一回もしたことのないご夫婦も存在しますが、私たちは毎日のように京都育ちのえかきとは意見は合わずその違いで議論になることは多々あります。
    このような絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いします

    “The Painter’s Wife”

    小川(松ノ下)マリアイネス拝

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