化け物でなければ歳を取れば変わる、嘘じゃろうと笑われた若い日の絵

リ-マンショック以前までは日本全国、たまにアルゼンチンで作品展をしながら楽しんでた

トヨタタウンエースに作品を一杯詰め込んで回る、若かったし体力もあり一日中の運転もへっちゃらでした

作品展の期間は一週間ほど,泊りはもっぱらあの頃流行ってたウィ-クリ-マンション

家での生活とは少し違い、地の食材を買って簡単な料理をして、えかきと飲みながら過ごしたあの頃が懐かしい

お客様の率直な一言にクスッ

 

「うそじゃろう」と言った方は地元のあるお医者様、ある日まだ草深に住んでいる頃自宅へ絵を買いに来られた時

とってもお世話になっているので反論はできなかった

呟いたのではなく笑いながら大きな声で言った

鹿児島市の山形屋で小川憲一豊実の作品展を開催している時も

初めてお会いした方に若い頃のえかきのつまの絵を眺めて、振り返り立ってた絵の張本人を上から下まで観られ、何も言われなっかたが微笑んでた、やはりうそじゃろうと思ってたに違いない

絵とお茶テレレ、画廊喫茶へ来られた方も似たような行動を

えかきの返事はもっと失礼である

えかきは綺麗に描けますからですって

 

1955年両親神戸港からアルゼンチンへ移住

 

話しは変りますが、両親がアルゼンチンへ移住して初の里帰りは28年ぶりでした

えかきのつまはえかきの故郷京都に住んでいた頃

印象に残っている父が何回も言ってたこと

鹿児島の桐原出身、同窓会をしていただいた時のことですが

とっても美しい担任の先生が見違えるほど年を召されていたと

若い頃の、自分が学生で、先生も若いままの思い出の方が良かったのでしょうか?

特に男性は自分の事は棚に上げて若い頃の話をする、えかきが同級生と飲みながらの思い出話はあの人が好きやったろう?とか、ああ~だこうだと会話に花が咲く、子供に戻って楽しそうです

 

若い頃の様に70歳になっても表面的に変わっていなかったら化け物である

ある人は白髪を絹糸と思えばいいという

体型が変わる人変わらない人さまざま

 

他人を比べたら怒られそうなので身内、家族の写真や絵で変わっていく姿をアップしたい

内面は色々、話し出すと切りがないので体型と顔だけに収めます

どうぞ笑って下さい、自分を棚に上げずに

年を取る事だけはこの世で公平だと思うえかきのつま

自分がブログを書いているので一番にえかきのつまの変わりようを

 

アルゼンチン,ミシオネス州にてMaria Ines

 

えかきのつまInstituto San Alberto Magno,中学2年生

 

高校卒業パ-ティ-
卒業生のえかきのつまと父、音楽に合わせて檀上から降りて下へ
生楽団付き、結婚式も顔負けである

 

雪祭り、初めての北海道 結婚記念日旅行

 

66歳の誕生日写真

 

Kenichi,Diego&Leo アメリカ日系の民泊を絵とお茶テレレにてが最新のえかきとえかきのつまの写真

 

 

若い頃の私、信じてもらえず?!

 

髪の長い頃
板に油彩小川憲一豊実描く

 

和紙に水墨画
小川憲一豊実描く

 

ミシオネス州里にて長男タケルと
油彩小川憲一豊実描く

 

ブエノスアイレス、遊園地にて 油彩小川憲一豊実描く

 

 

 

初めてのお客様が私と絵を見比べて「嘘じゃろう」と笑いました

その時夫はにこにこ笑っていて、まるで「そう見えるのも楽しいじゃないか」と言わんばかり

中には「ご主人は綺麗に描けますからね」と皮肉ぽっく言う方もいました

 

夫の笑顔が救ってくれた展示会の思い出

 

でも夫の笑顔を見た私は、つられて笑ってしまいました

展示会での「嘘じゃろう」は、今では私の大切な思い出

若い日の私も、今の私も、両方まぎれもなく私なのです

 

他人を比べたら怒られそうなので身内、家族の写真や絵で変わっていく姿をアップしたい

内面は色々、話し出すと切りがないので体型と顔だけに収めます

どうぞ笑って下さい、自分を棚に上げずに

年を取る事だけはこの世で公平だと思うえかきのつま

 

嘘のような本当の話、人間は生まれてからこの様に変身していく!アカレンジャではないけれど

気が付いたら、月日が流れるのは早いもので、ババ-になっている

今からドンドン老けていくのでしょう

歳を取る事を素直に受け入れられたらしあわせを感じると思う

 

 

次回予定

次回は、校長先生に「家計簿をつけなさい」と言われた私の話です

赤字でもしあわせいっぱいの「絵描きの妻の帳簿」をご紹介します

 

小川(松ノ下)マリアイネス

投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。 19歳でえかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚して来年には金婚式を迎えます。お勤めの方たちの妻とは違いまして金銭的には色々あった人生です。しあわせだったか、しあわせでなかったかはあの世へ行く瞬間にしか分からないと母親がいってました。 価値観は個々違いますが、自分ではしあわせだと思っております。 喧嘩を一回もしたことのないご夫婦も存在しますが、私たちは毎日のように京都育ちのえかきとは意見は合わずその違いで議論になることは多々あります。 このような絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いします 小川(松ノ下)マリアイネス拝