「ポケットに30ドル」
最終更新日時 :
mary


小川憲一豊実描く ウルグアイ
ブエノスアイレスに着いたとき、
えかきのポケットには
30ドルしかなかった。
けれど不思議なことに、
その話をするときの本人は
今でも少しも困った顔をしない。
むしろ
楽しそうに話すのである。
だから私は思う。
この人はきっと
お金ではなく
絵という希望そのものだったのだ
ろう、と。
https://donkenart.com/gallery-cafe-terere-exhibits-paintings-by-kenichi-ogawa/
投稿者
-
アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。
19歳で、えかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚し、今年、金婚式を迎えました。
会社勤めの方のご家庭とは違い、金銭的にはいろいろあった人生です。
しあわせだったか、しあわせでなかったかは、あの世へ行く瞬間にしか分からない――と、母が言っていました。
人それぞれ価値観は違いますが、私は自分ではしあわせだったと思っています。
喧嘩を一度もしたことのないご夫婦もいらっしゃるでしょうが、私たちは毎日のように、京都育ちのえかきとは意見が合わず、その違いから議論になることも多々あります。
そんな絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
“The Painter’s Wife”
小川(松ノ下)マリアイネス 拝
- カテゴリー
- えかきのおっと(作品と絵のこと)


