画廊喫茶「絵とお茶テレレ」の名前の由来|絵描き夫婦が海辺の町で始めた小さな画廊喫茶

画廊喫茶「絵とお茶テレレ」の名前の由来
一言でいえば、私たちの店は画廊喫茶です。
夫であるえかき・小川憲一豊実(おがわ けんいち ほうじつ)の作品を展示しながら、
夫は若い頃から日本全国の百貨店や画廊で個展を開いてきました。
ところが2008年のリーマンショックを境に状況が大きく変わり
景気の悪化により、美術業界も大きな影響を受けました。
どこで個展を開催しても赤字が続き、
その頃から家の中は作品でいっぱいになり、
「どこか絵を展示できる場所はないだろうか」
そんな思いで探し続け、

まさか自分たちが喫茶店をするなんて
正直なところ、画廊を持つことは想像できても、
借りた建物は想像以上に広く、
「ここに絵を飾ろう」
そう決めたものの、母屋にも十分な広さがあります。
せっかく遠くから絵を見に来てくださるのだから、
そんな気持ちから、突然画廊喫茶を始めることになりました。
「テレレ」という名前の由来
店の名前を何にするか、夫婦でずいぶん考えました。
そして決まったのが「テレレ」です。
テレレ(Tereré)とは、
冷たい水やジュースで淹れ、氷を入れて楽しみます。
パラグアイ、アルゼンチン、ウルグアイ、
木や瓢箪でできたカップに茶葉を入れ、
アルゼンチン生まれの日系二世である私にとって、
覚えやすく、響きも楽しい。
それが名前の理由のひとつです。
夫が考えるもうひとつの意味
しかし夫にとっての「テレレ」には、
夫は長年、反戦をテーマにした作品を描き続けています。
蔵には原爆や戦争の悲惨さを伝える作品が展示されています。
原爆投下後、多くの人が
「水をください」
と叫びながら亡くなっていったと聞きます。
夫はよく言います。
「その人たちに冷たいテレレを飲ませてあげたかった」
と。
平和への願い。
戦争を繰り返してはいけないという思い。
それもまた、「テレレ」という名前に込められています。


京都からアルゼンチンへ
夫は京都・西陣生まれ。
20歳のとき、下駄履きのまま船に乗り、
それから15年ほど南米各地を放浪しながら絵を描き続けました。
そして縁あって私と出会い結婚。
今は瀬戸内海を見下ろす内海町で暮らしています。
絵とお茶テレレでできること
蔵には反戦や原爆をテーマにした作品。
母屋には心温まる絵画の数々。
さらに漫画部屋や、小さな作品・
お茶は自然栽培のウガンダコーヒーをはじめ、
- 紅茶
- 煎茶
- マテ茶
- テレレ
などをご用意しています。
軽食には、
- エンパナーダ
- チーパ
- アルファホール
- パスタフローラ
など、南米の味も楽しめます。
冬になると薪ストーブが活躍します。
パチパチと薪の燃える音を聞いているだけで、心まで温まります。
- Pastaflora
- Alfajor
- Empanadas
大人も子供も楽しめるツリーハウス
二階には夫の手作りのツリーハウスがあります。
そこから見える瀬戸内海の景色は格別です。
子どもたちはもちろん、
何もしない時間を楽しめる場所です。
- きんもくせい
さいごに
画廊喫茶「絵とお茶テレレ」は、瀬戸内海を眺める小さな町で、
絵を観るだけでも構いません。
お茶を飲むだけでも大歓迎です。
ここで生まれる出会いを、私たちは何より大切にしています。
皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。
小川マリアイネス

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