イグアスの滝と、ちっぽけな悩み

イグアスの滝の近くに住んでいた頃、
車で2時間もかからない場所だったので、
何度も訪れていました。

家族や親戚、
日本から来てくれた人たち、
国内からの友人たちとも一緒に。

 

「自然の前では、人はただの人」

 

 

同じ場所なのに、
行くたびに少しずつ違って見えるのが、
不思議でした。

目の前に広がる、あの大きな滝。
途切れることのない水の流れ。
体の奥まで響いてくるような音。

ただ立っているだけで、
言葉がいらなくなります。

そしていつも思うのです。

ああ、人間の悩みなんて、
なんてちっぽけなんだろう、と。

悩みが消えるわけではないけれど、
少し離れたところから
自分を見ているような気持ちになります。

自然の大きさの前では、
人はただの人でしかなくて、
それがどこか、ほっとするのです。

あの場所に立つたびに、
少しだけ心が軽くなって、
また日常へ戻っていきました。

それでも迷う日や、
気持ちが揺れる日もあります。

そんなときは、
自分の生き方について書いた
こちらの記事も思い出します。

▶「今を生きる大切さ」

     「人生に迷った時」

     「売れない日も悪くない」

 

目の前に広がる滝。
耳に響く、あの圧倒的な音。

 

投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。

    19歳で、えかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚し、今年、金婚式を迎えました。

    会社勤めの方のご家庭とは違い、金銭的にはいろいろあった人生です。

    しあわせだったか、しあわせでなかったかは、あの世へ行く瞬間にしか分からない――と、母が言っていました。

    人それぞれ価値観は違いますが、私は自分ではしあわせだったと思っています。

    喧嘩を一度もしたことのないご夫婦もいらっしゃるでしょうが、私たちは毎日のように、京都育ちのえかきとは意見が合わず、その違いから議論になることも多々あります。

    そんな絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

    “The Painter’s Wife”

    小川(松ノ下)マリアイネス 拝

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です