アルゼンチンで出会い、えかきと結婚した話①

まさか自分が、
しかも相手は、絵を描いて生きている人。
あの頃の私は、ただ毎日を生きることに精一杯で、
未来のことなんて、ほとんど考えていなかったのです。
アルゼンチンでの暮らしは、
言葉の違い、文化の違い、
そして何よりも、生活そのものの大変さ。
それでも、その土地には人の温かさがありました。
そんな中で出会ったのが、今の夫です。
最初は「絵を描く人」という印象だけでした。
特別に裕福でもなく、
むしろどこか不器用で、まっすぐな人。
でも、その姿がなぜか心に残ったのです。

ブエノスアイレス動物園にて
絵を描くということは、簡単な道ではありません。
安定しているわけでもなく、
将来が約束されているわけでもない。
それでも彼は、迷いなくその道を選んでいました。
私はというと、
そんな生き方を理解していたわけではありません。
ただ、「この人といると不思議と安心する」
そんな気持ちがありました。
気がつけば、
一緒に生きていくことを選んでいました。
それが結婚でした。
まとめ
振り返ると、特別な決断をしたというよりも、
自然な流れの中にいたように思います。
アルゼンチンという遠い場所で出会い、
絵描きと結婚したこと。
それは今の私の人生の、すべての始まりです。
絵描きと暮らす日々については、こちらで書いています



