京都で出会ったジョージと、三十二年後の再会

人との縁は、本当に不思議です。
二十代のころ、京都で出会ったジョージ。

あの頃は、
ただの「ひとつの出会い」だと思っていました。
まさか何十年も経って、
またつながることになるなんて――
そのときは想像もしていませんでした。
人生は、まっすぐには進みません。
それぞれが別々の道を歩き、
それぞれの時間を生きていく。

京都で出会ったジョージと
もう二度と会うことはないだろうと、
思っていた人もいます。

人との縁は、本当に不思議です。
けれど、ある日ふと――
まるで何かに導かれるように、
また出会うことがあります。
それが、三十二年ぶりの再会でした。
しかも今度は、娘と一緒に。
あの頃にはなかった「家族」という時間を連れて。
不思議です。
あのとき出会っていなければ、
この再会もなかったはずです。
でも、出会ったからといって、
すべての人が再びつながるわけでもない。

だからこそ、思うのです。
人との縁は、
目に見えないけれど、確かにあるものだと。
大切な人とは、
離れても、途切れても、
どこかでまた交わることがあるのかもしれません。
そしてそのとき、
時間はただ過ぎたのではなく、
静かに「つながる準備」をしていたのだと気づきます。
人生の中で出会う人は、
偶然のようでいて、偶然ではないのかもしれません。
だからこそ――
ひとつひとつの出会いを、
大切にしていきたいと思うのです。

出会いは、偶然のようでいて、偶然じゃない。
「50年以上の友へ」
「一緒にいる理由」

