故郷が誇る世界遺産・イグアスの滝|何度訪れても言葉を失う大自然

故郷が誇る世界遺産、イグアスの滝。

「アルゼンチンとブラジルにまたがる世界遺産・イグアスの滝。275もの滝が連なる壮大な景色は、一生に一度は見てほしい南米の絶景です。」

 

 

南米へ行く機会があるなら、ぜひ見ていただきたい場所があります。

それが、私の故郷が誇るイグアスの滝です。

ブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアスの滝は、北米の ナイアガラの滝、アフリカの ヴィクトリアの滝 と並ぶ世界三大瀑布のひとつとして知られています。

昔、アメリカの元大統領夫人がイグアスの滝を見て、

「かわいそうな私のナイアガラ」

と言ったという話を聞いたことがあります。

記憶は定かではありませんが、その言葉が石碑に刻まれていたのを見た覚えがあります。

 


子どもの頃から何度も訪れた場所

 

私は子どもの頃から何度もイグアスの滝へ行きました。

家族と出かけたり、友人や親戚を案内したり。

数えきれないほど訪れています。

1986年、京都に住んでいた頃には、弟の結婚式のため娘を連れてアルゼンチンへ帰国しました。

今は写真館を継いでいる友人も一緒でした。

先日アルバムを見返していて気づいたのですが、不思議なことに彼が写ったイグアスの滝の写真が一枚もありません

ブラジル側で国民食のフェイジョアーダを食べ、疲れも重なって体調を崩していたのでしょうか。

父や弟の写真がたくさん残っているのは、きっと彼が撮影してくれたからかもしれません。

 


世界最大級のスケール

 

イグアスの滝には大小275もの滝があります。

最大落差は約80メートル。

滝が連なる幅は約2.7キロメートルにも及びます。

「イグアス」という名前は先住民の言葉で「大いなる水」を意味します。

毎秒およそ65,000トンもの水が流れ落ちる光景は、まさに圧巻です。

その前に立つと、人間がどれほど小さな存在なのかを感じます。

そして、普段抱えている悩みがとても小さなことのように思えてくるのです

 


世界遺産に登録された大自然

 

イグアスの滝を含む国立公園は広大です。

ブラジル側は約18万5千ヘクタール、アルゼンチン側は約6万5千ヘクタール。

合わせると東京都に匹敵するほどの広さになります。

周囲には豊かなジャングルが広がり、多くの動植物が生息しています。

自然の力強さと豊かさを肌で感じられる場所です。

 


ブラジル側とアルゼンチン側で全く違う景色

 

イグアスの滝は、どちらの国から見るかで印象が大きく変わります。

滝全体の壮大な姿を眺めるならブラジル側。

一方で、滝を間近に感じながら様々な角度から楽しむならアルゼンチン側がおすすめです。

どちらにも違った魅力があります。

 


悪魔ののどぶえ

 

数ある滝の中でも特に迫力があるのが

ガルガンタ・デル・ディアブロ

日本語では「悪魔ののどぶえ」と呼ばれています。

一年中響き続ける轟音。

ゴーッ、ゴーッという音が体の奥まで響いてきます。

その光景を前にすると、言葉では表現できません。

むしろ言葉を失ってしまうと言った方が正しいかもしれません。

 


空から見たイグアスの滝

 

ヘリコプターから眺めるイグアスの滝も忘れられません。

まず目に入るのは、どこまでも続く深い緑の森。

その中を一本の川が静かに流れています。

そして突然、森の中に大きく口を開けたようにイグアスの滝が姿を現します。

その瞬間の感動は今でも忘れられません。

 


生きているうちに一度は見てほしい

 

日本各地で主人の個展に同行していると、

「いつかイグアスの滝へ行きたかった」

という話を何度も耳にしました。

行きたいと思いながら、叶わなかった方もおられます。

だからこそ思うのです。

チャンスがあって、お元気なうちに。

生きている間にぜひ一度見ていただきたい。

イグアスの滝は、私が心から誇れる故郷の観光地です。

ちなみに友人の一人は、わざと「イグアナの滝」と呼びます。

確かにイグアナもいますけれどね(笑)。

 


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投稿者

  • mary

    アルゼンチン生まれ育ちの日系二世の小川(松ノ下)マリアイネスです。
    19歳でえかきの小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)と結婚して来年には金婚式を迎えます。お勤めの方たちの妻とは違いまして金銭的には色々あった人生です。しあわせだったか、しあわせでなかったかはあの世へ行く瞬間にしか分からないと母親がいってました。
    価値観は個々違いますが、自分ではしあわせだと思っております。
    喧嘩を一回もしたことのないご夫婦も存在しますが、私たちは毎日のように京都育ちのえかきとは意見は合わずその違いで議論になることは多々あります。
    このような絵描きの妻ですが、どうぞよろしくお願いします

    “The Painter’s Wife”

    小川(松ノ下)マリアイネス拝

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